竣工
2017年12月
家族構成
夫婦+子ども2人+愛犬
施工エリア
宮崎県東諸県郡綾町
構造
在来木造(平屋)

子どもたちの成長とともに始まった家づくり

元々貸家住まいだったという日高さんご家族。
お子さまたちの成長に合わせて、ご実家の土地のあるここ綾町で念願のマイホームづくりを決心した。
「元々は貸家に住んでいたのですが、子どもが大きくなるにつれて少し手狭に感じるようになってきて…。ちょうど実家が隣にあることもあって、そろそろ家を建てようかという話になりました。」
「やっぱり、子どもが小さいうちに建てたいなという気持ちが大きかったですね。」

ご夫婦は、以前の住まいは廊下や仕切りによって家族の存在があまり感じられなかったと振り返る。家づくりをスタートするにあたっての一番の希望は、「家族の距離が自然と近くなるような家」だったという。
「前の貸家の時と比べるとすごく広くなりましたが、ちゃんと目が行き届きますね。」
「間取りを考える段階から、子どもと顔を合わせないような家にはしたくなくて。以前のような廊下で区切られて、2階に上がると気配が分からなくなるような家ではなく、常に顔が見えるような空間にしたいと思っていました。」

信頼から始まった家づくりの時間

ご夫婦の知人にも工務店の方はいるようだが、それでも淵上工務店を選んだその理由は、社長の仕事の丁寧さへの信頼だった。さらに、現場の大工さんたちの仕事の丁寧さ、高い技術にとても感動したと語ってくれた。
「元々、淵上工務店は知ってはいましたが、やっぱり自由設計であることがいいなと思って。自分たちの好きなように作ってもらえるっていうのが魅力でした。」
「知り合いにも工務店はいるのですが、それでもこちらにお願いしたのは、社長の仕事の丁寧さへの信頼が大きかったですね。」

「最初の図面が、ほぼ私たちの希望そのままだったんですよ。ほとんど修正もしていないですね。ちゃんとイメージを受け取ってくれて、それをそのまま形にしてくれました。」

その言葉から、安心感と信頼のある第一印象だったことが伝わる。
「打ち合わせの時も、全然急かされなかったですね。時間もちゃんととってくれて、余裕をもって対応してもらえました。」
「じっくり向き合ってくれた感じがありました。」

ご主人が、施工中に何度も現場へ足を運んだことを教えてくれた。サッシが付いたり、何かが新たに取り付けられたりするたびに気になって、訪れていたようだ。
「大工さんってすごいですよね。」
「“こういう影響が出るかもしれない”って考えながら、床を一枚一枚貼っていましたよ。見ていて、本当に楽しかったですね。」

初めての家づくり。明確なイメージはあったものの、やはり悩んだ部分もあったようだ。
「色味は…正直よくわからなくて、結構悩みました。クロスとか扉とか、どう組み合わせたら良いのか分からなくて…。濃い色が重ならないように、引き算で考えました」
「“こうしたほうがいいですよ”って強く言われることもなかったので、自分たちで考えられたのは良かったのかなと思います」

日高さん邸では、トイレやカウンターのテーブルなど、あらゆる箇所にオリジナルな製品が見られる。サイズや色にこだわったそのデザインは、住まい全体の雰囲気にとても自然に馴染んでいる。ご夫婦も既製品にはない魅力を、実感している様子だった。
「フローリングとかクロスは、本当にきれいに仕上げてもらいました。」
「トイレの洗面所も増設してもらって、カウンターのテーブルもオリジナルで淵上工務店に作ってもらいました。規格外のサイズにできたり、色も自由に選べるのがいいですよね。」

暮らしの中で実感する心地よさ

キッチンはカウンターテーブルが対面に配置されており、広々としたリビングを見渡しながら家事ができるつくりとなっている。以前とは違い、家族との距離を感じながら過ごせる時間が増えたという。また、みなさん(ワンちゃんも)それぞれでお気に入りの場所がある様子。
「今は、キッチンにいる時間が増えましたね。話しながら家事できるのが良いですね。」
「私はキッチンがお気に入りの場所ですね」
「僕はカウンターにいますね。みんなそれぞれ好きな場所にいても、距離は近いよね。」

「我が家に遊びに来た人からは、シンプルでいいねって言われますね。うちの家はあんまりここが特徴!という箇所はないかもですね。全体的に勝手がいい感じに見えるというか。シンプルさがないと、自分たちが年を取った時に飽きてしまう気がして。」
「年齢を重ねた時に自分たちに合わなくなるのは嫌でした。この家なら、年を取った時も自分たちに合っている気がします。」

その言葉に、長く住み続けることを見据えた想いがにじむ。新しい住まいが完成した際、展示会で見た夜の雰囲気が気に入ったという。家が完成してから暮らしに対する考え方に変化があったのか、尋ねてみた。
「前の家は、正直イライラすることもありました。」
「子ども2人に大人2人、みんなで6畳にいると狭くて…。でも、今はそれが全然ないです。」

「やっぱり、広い方が落ち着きますね。」
「自分たちの家っていうところで、きれいにしよう、大事にしようという想いも強くなりました。」

「距離は近くに感じますが、ずっと会話をしなきゃいけないって感じではないですね。干渉しあわなくてもいいというか。今だったら、子どもがロフトにいても存在感が感じられるので良いですね。」
「同じ空間にいて、大体どういうことをしているか分かっていればいいかなと思います。」

家族全員がそれぞれほどよい距離感で、心地よく過ごしている。また、ご実家が近いこともあり、ご親戚もお正月などに自然と集まってくるそうだ。
「実家が近いので、僕の兄弟もお正月とかこちらに来ます。」
「これからも、人が来やすい家だったらいいなと思います。」
「子どもが引き継いだとしても、親戚がふらっと来られるような家がいいですね。」

「やっぱり、自分たちの好きなデザインなので飽きないですね。動線とかも、暮らしやすくてとても良いです。雨の日にコインランドリーに行かなくていいのは、本当に助かっています。」
「あと、ペットを飼えたのも大きいですね。子どもと一緒に、この家で育っていくのがいいなと思います。」

新しい住まいで愛犬という新しい家族を迎え、夢だった暮らしがスタートした日高さんご家族。これから夢のマイホームを検討する方に向けて、このようなメッセージをくれた。
「将来の自分たちを想像して建てるのが、一番良いと思います。」
「流行りを入れすぎるより、シンプルがいいですね。」
「工務店と家をつくる良さは、やっぱり自由設計というところですね」
「あとは、悩んだらきっといろいろ提案してくれると思うので、それを参考にしながら進めればいい家ができると思います」

最後に、この家を一言で表すと?
少し考えたあと、ご主人が答える。
「ずっと好きでいられる家、ですかね」
その言葉に、奥様も笑顔でうなずいた。